VIX戦術検証 3/28
今日は買い相場でした。
今日はVIXよりも大事な「流れをつかむ」ということを意識出来た気がします。
まず起きて一時間足を見る。
こちら
の記事で書いたMACDのめちゃくちゃ綺麗なダイバージェンスができていました。
この時点で起きてから「今日は買い相場」と意識しなければなりません。リスクを取りたくなければ、ロングだけでスキャしてれば安全な日です。
まず、今日の僕の予想と根拠です。
ほんでこれが15分足
— どーみ (@doooooo_mi) 2018年3月28日
5分足 理想は先の内容の通りダイバージェンスが機能し買い
15分足では5分足での一時の買いが入りVIX赤点灯+RCI赤→そして売られる
1時間足は 5分足での買い 15分足での売りの後にダイバージェンスが機能し買い
これが僕が予想する今日のシナリオです 確証はないですただの予想です pic.twitter.com/3lYyyLxZWG
ちなみに時間軸ですが、1時間足→15分足→5分足とみるといいです。流れを掴みやすい。
1. 1時間足
先ほど述べたので飛ばします。
↓
2. 15分足
MACDはダイバージェンスなし。ただVIX赤が点灯し始めている。うーんどうなるかなって感じ。続いて5分足を見る。
↓
3.5分足
なんだこのチャートは。レア度高い。
1→3ではチャートで高値切り下げだがMACDで高値切り下げ否定のダイバージェンス。
2→3ではチャートで底値同じだがMACDでそれを否定して底値切り上げ。
3つのポイント間で2つも「買い」のダイバージェンスが起きているのです。これを見て僕は「5分足でいったんどこかで上げて、それを受けて15分足でVIX赤が点灯し、それによって若干の売りがくる」と予想を立てました。
怪しいと思う方は後出しと思われたくないので元のツイート漁ってください。。
以上をまとめると
5分足による買いタイム→15分足VIX赤による売りタイム(おそらく1時間足MACDダイバージェンスが機能してそんなに強い売りはこない)→1時間足MACDダイバージェンスによる強烈な買いタイム
というのが僕の予想でした。
結果が下図の15分足。
やべえよ、全部当たっちまったよ。。。
って感じで、「一日の流れを意識しながらトレードすること」がいかに大切か改めて考えることができました。
あとは一応5分足のVIX。
。。。。少ないw
VIXのサインが全然ない日、しょっちゅうあると思います。そういう時こそ先ほどのような一日の相場の流れを考えることが大事です。
僕は今日、15分足の赤VIX以外は流れを意識しながらRCIのみでトレードしてました。
例えば5分足の2つのダイバージェンスによる買い爆発がまだきてなかったら、RCIが緑タッチ(できれば緑超えるまで待ったほうがいい)でロングのみはいるとかね。RCIだけでも結構いけます。
あとは上図の一番左のVIX緑達。VIX緑が点灯しているが、RCIの位置がアカン。
VIXが点灯したからといって、すぐにインするのは危険すぎます。必ずRCIを伺いながらインしましょう。
なにか質問があれば
こちらまで
https://twitter.com/doooooo_mi/status/978853277197619200
VIX戦術の設定の変更(ちょっとだけ)
こんちわ
前々回にこの記事
で僕が使ってるVIXの設定を書きましたが、最近変更したのでそれを書いときます。(なんかもうインジ多くてVIXが空気と化してるけどあくまでVIXメインです)
CM_RSI Plus EMA を消してください。
CM_Williams_Vix_Fix を消してください。
下のようになれば設定完了です。
・MACDを使う理由
→MACDでよくおこるダイバージェンスという逆行現象を利用するためです。例えば下図です。
チャートでは底値を切り下げているのに、MACDでは底値を切り上げている。このようなMACDのチャートとは逆の値動きのことをダイバージェンスといい、それが観測されるとその後はMACDの動きがチャートに反映されることが多いです。例えば上図だと、MACDが上向きにダイバージェンスしてるのでチャートもおそらくここから上に上がる、だからロングでエントリーしよう、みたいな感じです。そして実際にチャートは値上がっています。これよく使えます。
・ADX and DIを使う理由
→正直これはまだ検証中なので読んでみて微妙だと思ったら使わなくても構いません。ただ使っている人が少ないので試そうと思っただけです。まず、ADXは図の(ADX and Diの)黒い線、+Diが図の緑の線、-Diが図の赤い線です。
ADXはトレンドの強さを測る為に使われますが、ここでもそれを目的に使います。
ADXはその値が25以下であればトレンドを失っている状態、75以上であれば過熱したトレンドが生じている状態と判断していいです。しかし、ADXの値だけではトレンドがどちらへ向かうかがわかりません。そこで±DIを使うのです。例を挙げて説明します。下図をご覧下さい。
ADXが一番低い時、この時で値が10くらいです。この時完璧にトレンドを失っています。そこで「さすがにADXがこれ以上値を下回る(トレンドを失う)ことはないだろう」と、トレンドが形成される予測をするわけです。そして実際に上図では、トレンドを失いきったADXが見事に反発し、チャートでは下落トレンドに向かっています。下落トレンドに向かう予測は簡単。以下にまとめます。
ADXが20以下の低域でヨコヨコ推移した後反発した場合
・-Diが+Diよりも大幅に上に位置 で下落トレンドを目指す
・+Diが-Diよりも大幅に上に位置 で上昇トレンドを目指す
もしこれを知っていれば、上図でいうと「ADXの値が10から反発しトレンドに向かう途中で、-Diが+Diより大幅に上に位置している黒丸」のところあたりでショートインすればいいとわかるはずです。
ほかにも、「ADXが80以上の場合は~~」とか「+Diと-DIがクロスした場合は~~」とかありますが最初は上のパターンだけを試してみてください。その他のパターンは僕が検証します。
VIX戦術検証 3/26
今日はVIXを使った売りについて検証します。
今日3/26日中の3分足で検証。まあ昼間は90%以上ですかね。
3分足では変動が少ない昼間のレンジ相場の場合、完璧にVIX戦術が機能しているように感じました。また、VIX戦術の売りのタイミングですがほとんどただの買いの逆で、
・VIX赤が2本以上
・RCIが赤超え
・ストキャRSIが70超え
の3つを満たした場合にインしてました。
ただVIX赤というのはVIX緑ほど頻繁に現れるものではなく、2本存在するだけでインしてもいいような気がします。現に上図の左から4番目、5番目のオレンジ線なんかはVIX赤が2本以上ですがRCIやストキャRSIは売るにはリスクのあるタイミングです。にも関わらずきちんと値を下げたのでやはりVIX赤は相当強いと思います。
そして次、20時頃の大きな値動き。
短期のスキャに夢中になりすぎて、すっかり1時間足の動きを見忘れて僕が逃した値幅です。。。これ先に見てればクソほど簡単な動きです。。
先ほど「VIX赤は滅多にでるもんじゃない。2本あるだけで他を考えず売ってもいいレベル」といいましたが今日は1時間足で4本も存在していました。下図の黒丸です。案の定そのあとヨコヨコし大きく下げています。
まあ僕は長い時間足見てなくて乗れませんでしたが。。。猛省です。
まとめ
とりあえずVIX戦術売りの意識
・5分足、15分足、1時間足を常に見る。1時間足でVIX赤を2本以上確認したら、「必ずいつか大きな売りがくる」ということを念頭において短期でスキャする。できればそういう時はショートのみのスキャをする。
スキャの方法
(INのタイミング)
・VIX赤が2本以上
・RCIが赤超え
・ストキャRSIが70超え
(利確のタイミング)
(i)RCIがすんなり緑まで落ちる場合
緑にタッチした途端利確。余計な欲はださないように。
(ii)RCIがすんなり緑まで落ちない場合
例えば5分足で見た場合、RCIが緑より手前で反発後5~10分までは見守る。下がらなければ即利確。15分足であればRCIが緑より手前で反発後15~30分まで見守る。下がらなければ即利確。
質問があれば
こちらまで~
VIX戦術(0)
BTCFXで最近流行りのVIX・RSI・RCIを乱用してるので(できれば)毎日一日の気になるところを検証していこうと思います。ですが今日はまず設定方法だけ。
1.VIX戦術の前に
VIX戦術はtwitterの諸先輩方が考えたものなのでこれから設定するものは全てその方々の方法を参考にしたものです。
1.1 VIXとは
VIXとは元々、アメリカのシカゴオプション(CBOE)取引所が算出している指数で、別名「恐怖指数」として非常に有名です。
このVIXのポイントは
・S&P500
です。ボラティリティは値動きの粗さ、大きさをいったもので、ボラが大きいほど相場は不安定です。S&P500とはアメリカの代表的な500の大企業から算出されているETFで、アメリカの株式市場全体の状況を示す指標として、向こうのニュースや新聞で重宝されています。日本でいう、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)と同じです。まあ要はS&P500は
・アメリカの株式市況を表す
・ネガティブな事件が起こると急落する
と覚えておけばいいです。
そしてVIXとは、このS&P500のボラティリティのことです。
例えばリーマンショック前、VIXの値が20近辺で推移していたものが、リーマンショック時に相場が暴落した時は90まで上昇しました。このようにVIX、別名恐怖指数とは暴落時に高い値をとり、市場参加者の恐怖度を教えてくれます。
このVIXを利用することで逆張りをしようというのがVIX戦術です。
1.2 VIXの設定
全部trading viewを利用している前提で話します。してない人は適当にリンク探して登録してね。
trading viewを開いたらインジケーターを開いてVIXと入力。
そして図と同じ CM_Williams_Vix_Fix を追加。
1.3 RSIとは
めんどくなってきたのでこっから雑でいいスカ。
RSIとは直近の一定期間において終値ベースで上昇変動と下落変動のどちらの勢いが強いのか計測しようとする指標です。 通常、RSIが70%(80%)以上であれば相場は買われ
すぎ、逆にRSIが30%(20%)以下であれば相場は売られ過ぎであると判断されます。
また、このVIX戦術ではRSIとその指数平滑移動平均であるEMAを用います。
1.4 RSIの設定
trading viewを開いたらインジケーターを開いてRSIと入力。
そして図と同じ CM_RSI Plus EMA を追加。
その次。
CM_RSI_EMA_ 横の設定をクリックすると設定画面が出てくるので図のように設定してください。設定が終わったら CM_RSI_EMA_ 横の矢印のようなものをクリックして「上へ重ねる」をクリック。
1.5 RCIとは
RCIとは相場の過熱感を測り、現在の株価が割安か割高かを判断するときに使われる代表的なテクニカル指標の一つです。 投資家の心理を数値化して、売買のタイミングをとるのに役立てようという考えから生まれたものです。 RCIはRank Correlation Indexの略で、日本語に訳すと「順位相関指数」と呼ばれています。正直僕はVIXよりもこのRCIの有用性に驚いてます。タイミング、精度、猿でも勝てるレベルです。次回から検証していきます。
機会損失しないという面ではRCI > VIX, 精度の面では VIX >RCI で有用です。
1.6 RCIの設定
trading viewを開いたらインジケーターを開いてRCIと入力。
そして図と同じ RCI3linesを追加。
その次。
さっきと同じように RCI3lines横の設定をクリックして図と同じ状態に設定。RCI3linesは「上へ重ねる」のはしなくていいです。
1.7 ストキャRSIとVIXinverseの追加 (*追記)
インジケーターから Stoch RSI とVIX_Fix を追加してください。
VIX_Fix に関しては、インジケーターで VIX と打ち、VIX Fear Gauge(inverse) というのを追加してください。
最終的に以下の状態にしてください。
2.VIX戦術
今日は設定メインの解説なので、VIX戦術の理想的な買いサインだけ書いておきます。それは以下の4つ。
・VIX緑が2本以上点灯。
・VIX緑が点灯中に、RSIEMAの転換線が基準線より上に位置、またはゴールデンクロス。
・VIX緑が点灯中に、ストキャRSIが20以下
・VIX緑が点灯中にRCIが緑の線を超える
これが全て揃ったら究極の買いサインと判断していいと思います。
ただこんな理想形は頻繁に現れないので、4つのうち3つしか満たしてない、なんてことがザラにあります。また、VIXinverse(VIX_FIX)を利用した空売りタイミングも検証していきます。ぜひ記事が投下されたら目を通していただけるとありがたいです。
注意
このサインを参考にする方、VIX緑が4本以上でた時は相場が大きく動くサインです。VIXの点灯が消えるまで静観して押し目を待ちましょう。
何か質問があれば
までお願いします。
仮想通貨 デジタル本人確認ツール「THE KEY($TKY)」とは?
今回はICOで即完売、その後Kucoinに上場し2018年2月17日の現段階で高値で推移しているTHE KEY($TKY)について紹介していきます。
1. デジタル本人確認への移行
ではまず現在における旧式の本人確認、デジタル本人確認についてまとめていきます。
1.1 旧式の本人確認
現実世界での旧式の本人確認というと、運転免許証やパスポートなど物理的なものが挙げられます。
昨今デジタル世界だけで物事が完結するケースが増えてきています。例えば書籍なんかでは以前は書店に足を運び、本を手にとって中身を確認し、レジで現金を支払っていましたが、最近では、インターネット上で欲しい書籍を検索、サンプルページなどで中身を確認し、クレジットカード番号を入力。その書籍自体も電子出版物なのでiPodやkindleで読む、などです。ちなみに日本国内の電子出版市場は前年対比27.1%増の1,909億円と著しい増加傾向にあります。
そのようなデジタル化が進む現在において、銀行での口座開設と、飲食店で飲酒できる年齢確認の身分証明が同じである必要はなく、手持ちのスマートフォンなどで、必要な情報のみ相手に渡せることが求められているのではないでしょうか。
また、リアルワールドでは確かに運転免許証のようなものがあれば効率の面では悪いですが安全性の面ではとても高いとは思います。しかし、それはリアルワールドだけの話です。例えば急速に普及するネット社会上での本人確認なんかは、今現在ではリアルワールドのそれと安全性において大きなギャップを感じてしまいます。
その例が、「雑なパスワード認証」です。
皆さんが利用するツイッターやオンラインバンキングの世界では常にユーザーIDやパスワードが求められます。現在のリアルワールドとネット世界での本人確認の安全性のギャップというのはここで生じています。
パスワードについて、IPAの「オンライン本人認証方式の実態調査報告書」によると、約7割の利用者が、安全なパスワードは「英字(大文字、小文字含む)、数字、記号を組み合わせた文字列であること」、「名前や誕生日など推測されやすい文字列を使わないこと」、と認識していますが、実態は、このようにパスワードを設定しているのは13%、パスワード使い回しは半数以上、という結果がでています。
また、米Keeper Security社が1月に公開した”2016年に不正アクセスの被害により公になった1,000万件のパスワードの中で、よく使われていたパスワードリスト”のうち、17%が「123456」でした。また、上位15件のうち7件のパスワードが6文字以下。容易に推測できるパスワードにする利用者にも問題はあるが、それを許容するサービス事業者側にも問題がある、と同資料で指摘されています。
さらに、アメリカでは2秒に1回成りすましの被害が起きているにもかかわらず、アメリカ国民の72%は「ユーザーネーム」と「パスワード」のみの認証で安全と信じています。
このように、ネット上での本人確認というのは「ユーザーのリテラシー次第でその安全性に天と地の差がある」のです。
現実世界では「運転免許証」を掲示するだけでユーザー(?)のリテラシーに関係なく本人確認において100%の安全性が保障されるのに対し、ネット世界ではユーザー次第でその安全性が変動してしまうのです。
このように、現実世界とネット世界では本人確認の安全性のおいて、大きなギャップが存在している状態です。
1.2 次世代の本人確認
1.1で話したギャップを受けてここでもちろん話題にあがるのが「現実世界とネット世界での本人確認システムの統合」です。どれだけ知恵が遅れていてもこうした方がいいことは明確でしょう?
これに向けて新たな言葉「Digital Identity」などがあります。Digital IdentityとはIPA(情報処理推進機構)によると、“デジタル情報として統一的に管理された、人・デバイス・サービス等についての属性情報の集合”と定義されています。
こちらはWorld Economic Forumが発行した『A blueprint for Digital Identity』というレポートを日本語用にまとめたものです。
World Economic Forumは同レポートにおいて、金融機関はDigital Identityによって、物理的な証明書より多くのプロセスを合理化、金融サービスのプロセスを改善できる可能性があると述べています。
しかし、金融機関各社が独自にDigital Identityを提供すると、金融機関ごとに提携先が違うので、利用者は使う対象ごとにDigital Identityを持たなければならず、利便性は下がります。これは管理母体が金融機関ではない場合も同じです。これを解決するには、政府、金融機関、ITベンダー、その他の当事者間で連携し、新しい仕組みを作ることが必要となります。
そんな折、登場したのがブロックチェーンです。ブロックチェーンは、参加者間で正しい情報を検証できる仕組みを備えており、情報の改ざんも難しいとされています。管理母体が1つではないので、1つのDigital Identityで複数の事業者を跨いで使うことができ、利便性も高まります。2015年創業のShoCardはブロックチェーンを活用したDigital Identityの先駆け的存在です。利用者は本人確認に必要な個人情報等をShoCardのアプリを利用して読み取ります。これらの個人情報は個人の端末に暗号化して保存されるので、外部に公開されることはありません。読み取った情報からハッシュ関数、デジタル署名などを用いて作成したデータをブロックチェーン上に保存・管理するという仕組みで、ハッシュ関数の持つ“作成されたデータから原文を推定することは困難“という性質から、ブロックチェーン上に保存されたデータから個人情報が推測されるという心配はありません。事業者は、利用者の個人情報を独自に管理せずに本人確認を行うことができるのです。昨年はSITAと空港での本人確認を安全・便利に行うデモンストレーションで注目を集めました。このようにShoCardやGemに代表されるような、ブロックチェーン関連スタートアップが次々とDigital Identityへ取り組んでいます。
このように、ブロックチェーン上に一度Digital Identityとして属性情報の集合を預けておけば、皆が平等、公平に100%の安全性を誇る本人確認ができ、さらには「時と場合によってスマホ上で属性情報の集合の中から必要な個人情報を相手に掲示する」なんてこともできるようになるはずです。僕の認識が間違ってなければw
このようにして「ブロックチェーン上での本人確認は、旧式の本人確認で存在していた安全性のギャップを無くし、さらにその安全性や効率性も旧式のそれと比べてはるかに高くなる」のです。
1.3 現在のデジタル本人確認市場
これらの事を考えて、既に世界ではいくつかのプロジェクトがローンチしています。
ex1) Barclays
イギリス・ロンドンに本拠を置くBarclaysは、2016年に利用者が英国政府のオンラインサービスにアクセスできるようにするサービス「Barclays Identity Service」を開始しました。このサービスは、英国政府が主導する、英国市民がオンライン上で自分が誰であるかを証明するための新しい方法である「GOV.UK Verify」プログラムの認定事業者にBarclaysが選ばれたことによるものです。「Barclays Identity Service」は、英国市民が利用することができ、利用するためには英国のパスポート、英国の運転免許証および銀行口座の提示が必要です。登録が完了すると、「GOV.UK Verify」から、ユーザ名、パスワード、携帯電話だけで、税金の払い戻し請求や運転記録の確認など英国政府のサービスを利用できます。これは、金融機関がDigital Identityを管理し、他の事業者と連携した一例といえます。
ex2) Lock Down Your Login
特にパスワードによるなりすまし被害の増加を受けて、ホワイトハウスとthe National Cyber Security Alliance(NCSA)は2016年9月、GoogleやVISA、Wells Fargoといった大手IT・金融機関等35社以上と協力し、「オンライン認証」に対する国民意識を高めるキャンペーン『Lock Down Your Login』を立ち上げました。
同キャンペーンサイトではアメリカ国民に対して「パスワード」以外の強固な認証方法を推奨しており、協力企業のサービス利用方法を紹介しています。
そして今まで説明したデジタルな本人確認業界、言い換えるとアイデンティティ検証(IDV)業界は2021年までに140億ドルの市場になるといわれています。(何をどう計算したか知らんけど、THEKEYのホワイトペーパーに書いてあった)
さて、以上の内容をふまえて、SelfKeyなどの、ブロックチェーンを用いてIDV業界で名乗りをあげる銘柄が湧いてきています。今回はその中でも特に信頼を置けるTHE KEY($TKY)について紹介していきます。
2. THE KEY
2.1 THE KEY とは
日常生活では、決済、飛行、健康保険などの日常業務を行うために、アイデンティティを常に検証しなければなりません。それでも技術には欠陥が多い。データセキュリティと個人情報盗難の問題は、年間消費者に数十億ドルの費用がかかることなどから、THE KEYは完全に安全で誤りのない識別システムを作成することを目指しています。
また、THE KEYは中国市場に重点を置いており、とてつもなく中国色が強いです。そのことからもTHE KEYは、NEOベースのプラットフォーム上に構築されています。そして現実世界のアプリケーションのために中国政府によって認証された個人データを使用する、第二世代の一本鎖同一性検証ソリューションとなっています。基盤となるBlockchainベースのDynamic Multi-Dimension Identification(BDMI)テクノロジは、THEKEYのCEO、Catherine Liが率いる既存のIDVプロジェクトの拡張です。
2.2 THE KEYのトークン及びエコシステム
THEKEYのエコシステムは、以下の3要素から成り立ちます。
(1)ID検証要求を処理し、IDV結果を生成するバリデーター
(2)IDV要求を開始するサービスプロバイダ
(3)個人ユーザー
こちらはホワイトペーパーの図の引用ですが、簡単な例を示しときます。
個人ユーザーは、医療保険の請求を提出するために、医療提供者(サービスプロバイダ)にTKYを支払う。サービスプロバイダは、バリデーターにTKYを支払い、IDVサービスを購入します。バリデーターが収集した新しいデータは、TKYを利用し他のバリデーターとの取引データに利用します(このプロセスで個人ユーザーに支払う必要がある)。そして、個人ユーザーからの新しいデータ(医療記録更新など)の申請や移動は、 TKYと一緒にやりとりされます。
トークンの有用性としては、「これらのやりとりがNEP-5トークンであるTHEKEYトークン(TKY)によって容易になる」と記載されています。最近多めの「トークンとシステムが完全に独立している系」のものじゃなく、XRP等と同様にトークンを使うことでシステムが有利に動くなるように考えられていていいと思います。
身元確認が必要なときは、個々のユーザーはサービスプロバイダーに支払うためにTKYを保持していなければなりません。サービスプロバイダーはユーザーからのトークンを蓄積し、顧客の身元を確認するためにTKYを保持して支出することにインセンティブを与え、バリデーターはこれらの要求を処理することで報酬を受け、TKYを使用して情報を交換し、ユーザーの新しいシステム内に供給される。このようにして、システム内の各当事者は、蓄積したTKYを使うインセンティブを得ます。
2.3 開発チーム
創業者兼CEO CatherineLi
専門知識は、コンピュータサイエンス、ビッグデータ解析、医療情報学の3つ。彼女は免許を持った医師であり、医療データシステム管理者になっています。また、彼女は世界100ヶ国以上の医療業界に最先端の医療情報と高度なテクノロジー、サービスを提供するグローバル企業IMS Healthcareと仕事をしていて、最近は上級管理職として10年近く働いています。また、動的多次元識別技術の創始者であり、 世界で初めてインターネットにIDVサービスを提供しました。さらに、2017年中国全土で最も優秀な女性起業家10人のうちの一人に選ばれています。
President Ken Huang
Ken HuangはHuaweiのChief Blockchain ExpertのチーフVPです。
世界最速のスマホ、LTE通信の商用提供で世界一、世界人口の三分の一の通信環境をサポート、データ通信カード四年連続シェアNO1、世界の通信事業者トップ50社中45社でその技術が採用される、、、
など通信事業において世界的な大企業です。
そのHuaweiのブロックチェーン部門とのパイプができているのはとても心強いです。
CBO 王健
3年以上中国政府でブロックチェーン開発の最前線に立っています。彼はLinuxベースのオープンソースHyperledgerの第一世代の開発者であり 、南京と江蘇の市と地方の政府のために過去3年間に12のdAppを開発しました。JianはBDMI技術の開発をリードしています。
2.4 THE KEYの強み
・年金や医療保険分野において、政府のデータを使用したTHEKEYのIDVパイロットプロジェクトは、すでに2つの中国の都市で運営されている
・政府以外にもChina UnicomとChina Minsheng BankがThe Keyとのパートナーシップ契約を締結し、KYCの技術を活用している
結局ひとことで言うと、「中国市場で絶大な信頼が置かれている、ある種の寡占状態にある」と言えるのではないでしょうか。
デジタル検証というプライバシー性が高い領域で既に政府のバックアップがついているのは非常に心強いです。競合も蹴落としプロジェクトも進みやすいのですから。また、CEOのキャサリン氏が医療とビッグデータに強いことから特に医療分野を中心にテストを提携やテストを進めているのだと思います。
2.5 THE KEYの弱み
「政府の方針が変わったら、終了」。
これにつきます。今現在は政府はTHE KEYを下支えする流れで進んでいますが、何分投機的なこの市場で何が起こるかはわかりません。という意味では政府の方針次第でいくらでもこのプロジェクトは終わる可能性があると思います。政府の同意がなければ個人からのデータ提供もありえませんので。そしてこれに関しては最近のAMAセッションでもキャサリン氏が「データの商業的利用に関する様々なレベルで中国政府と協力することは、かつてないほど難しい」と発言し認めています。
とは言っても、最近ちょいちょい不穏な話題も出る各国の”規制”に関する方針というのは、市場での悪質な立ち回りを規制するためのもので、ブロックチェーンそのものを規制する意図は99.99999%ないと思うので私はTHE KEYのこの弱みをさほど危険視していません。
2.6 価格推移
TKY/ETH
Kucoinでの価格推移です。高値圏で推移し売り抜けが他と比べて少ないように思えますが、ICOが即完売したため、買い余力がかなりあるまま上場してしまった感があります。なので「本来売り抜けるはずの奴もそれを見越してまだ売ってないだけ」な状態であってまだ実はまだ不安定な状態だと思ってます。
2.7 THE KEYの今後と予想
だらだら紹介していきましたが、具体的なTHE KEYの今後の予定は
テストネットが6月リリース、メインネットは12月リリース、
なので提携こそ早々済んでいますが実際にローンチするのは少々遅いです。いずれにせよこの種のものは提携先が少ないと意味をなしません。「銀行AはABC社のデジタル検証を用い、銀行XはXYZ社のデジタル検証を用いている」なんて世界だったら利用者は使う銀行ごとに違う方法で本人確認をし、双方にとって大変効率が悪いからです。また、このような場合だと利用者の情報更新の際に面倒な手間も増えてきます。それこそDigital Identityのメリットをなきものにしてしまいます。
なのでTHE KEYは6月までに死にもの狂いで提携先を増やしてくると思うので、温かく見守りましょう。
そして、私はTHE KEYが中国市場において必要不可欠なものになると確信しています。
3. 買い方
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2.bitflyerで買ったイーサリアムをKucoinへ送金。
Kucoinへのご登録がまだでしたらこちらからご登録ください。↓
KuCoin - Bitcoin Exchange: Bitcoin, Ethereum, Litecoin, KCS
3.bitflyerからKucoinへイーサリアムの送金が完了したらイーサリアムでTKYを購入。
4.最後に
最後まで読んでいただきありがとうございました。
投資は自己責任にてお願いいたします。
仮想通貨 経済系プラットフォーム「Red Pulse」とは?
今回はRed Pulseという中国の経済系プラットフォームについて紹介していきます。
1.Red Pulse とは
Red pulseとは中国のマーケットを分析して金融や経済に関する情報をまとめてくれるインテリジェンスプラットフォームです。簡単に言うと、中国経済や金融に関する情報をまとめるニュースアプリのようなものです。日本でも日経電子版などがありますね。Red Pulseの目標は現在の環境では入手できないような高品質の情報を届けること。システムに研究のための共有経済を導入することでそれを実現しようとしています。
また、Red Pulseでは伝統的な情報収集方法に加え、流行りの機械学習と自然言語処理により膨大なデータを分析することが可能となっています。
さらに金融や経済情報をまとめるだけでなく、チャートや相場の分析も行っていて、利用者は一般人だけでなく投資家も多いです。
さらにRed PulseはNEOの分散型アプリケーションでもあります。中国なのでイーサリアム系ではなくNEO系なんですかね。
2.Red Pulseの実績
ここまではよくありそうなプラットフォームですが、気になるのはその実績です。数字で書いていきます。
1.2015年にスタートし既に中国で500以上の企業が活用している。
2.機関投資家を中心とした約50の顧客と5万人以上のニュースレター購読者
3.REUTERS,Bloombergを始めとした大手との提携
4.仮想通貨に消極的な中国で、CEOが何度もテレビ出演しビジョンなどを語っている。
3.RPXトークンの有用性
ではここで疑問です。ここまでの実績、提携先は申し分ないのですがなぜトークンを発行する意味があるのでしょうか。私はこれを読んでも正直疑問が残りましたが、紹介していきます。
~トークン発行の目的~
・仲介業者の取引手数料の削減
・コンテンツの公正な補償のための公的に確認可能な記録システムの作成
・「コールドスタート」の問題解決
またRPXトークンの所有者はRedpulseのエコシステムに直接参加することが可能になります。
・共通のプラットフォームと価値システムを作ることでコミュニティを構築
・頻繁なマイクロペイメントによる過剰な取引手数料を避ける
・RPXの供給と流通を管理し質の高い研究に対する公正で透明な報酬を保証
また、企業ではなく個人であっても、正確性の高い情報、質の高い情報であれば提供したものに対しRPXトークンで報酬を払うようです。
まあまとめるとプロジェクト資金確保、手数料削減、タダで質の高い情報を確保、することが目的でしょうか。
タダで質の高い情報を確保というのは、考えてもみてください。元々運営側が技術面以外ではコストをかけずに発行した1枚0円のRPXトークンを情報提供者に報酬として支払っているビジネスモデルです。今でこそ取引所で上場しているので価値がありますが、運営としては結局はコスト0で質の高い情報を得られるのでウマウマですね。
4.ロードマップ
ロードマップに関してはホワイトペーパーの後半をご参照ください。
https://coin.red-pulse.com/wp-content/uploads/redpulse-whitepaper-en.pdf
2018年~2019年にかけてアジア、北アメリカへサービス拡大を狙っていることがわかりますね。
5.価格推移
ICO時は2017年10月8日で
1 RPX = 0.001 NEOでした。これはKucoinのNEO建てで、
1 RPX = 0.00214 NEO くらいです。お買い得です。
6.買い方
bitflyerへのご登録がまだでしたらこちらからご登録ください。↓
2.bitflyerで買ったイーサリアムをbinanceへ送金。
binanceへのご登録がまだでしたらこちらからご登録ください。↓
https://www.binance.com/?ref=12501263
3.bitflyerからbinanceへイーサリアムの送金が完了したらイーサリアムでRPXを購入。
7.まとめと予想
まずRed Pulseのプロジェクトとしてブロックチェーンである意味、通貨を発行する意味は我々消費者からするとあまりないように思われます。ほとんどの仮想通貨がそうなんですけどね。ですがRed Pulseの場合は通貨を利用することは運営側にとってあまりにもメシウマでしかないのでビジネスモデルとしてそれはそれでいいと思います。
また、中国はGDP2位の経済大国。その国で経済プラットフォームとしてこれだけプロジェクトが進んでいるのは信頼がおけると思います。そして戦略としても、よくあるパターンの「プロジェクトが通貨発行後に進行」ではなく他の通貨でいうとdadiのように「プロジェクトがかなり進行してから通貨発行」のようなパターンもとても安心できます。
Red Pulseはどうしても中国内のプラットフォームですので日本には1次的な情報があまり入ってこなく、知名度も低いですが、いずれ日本人にも知れ渡りジャパンマネーが流入することも大いに考えられますね。
いずれにしても、Red Pulse,RPXトークンは将来生き残る銘柄のうちのひとつと考えています。投資する価値はあるでしょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。投資は自己責任にてお願いします。
仮想通貨 次世代のデータベース「Bluzelle」とは?
こんにちは、どーみと申します。初記事です。記念すべき1記事目は僕が期待を寄せている「Bluzelle」という仮想通貨について紹介していきます。
1.イントロダクション
Bluzelleの前に現在の仮想通貨市場はどのような状態にあるのでしょうか、簡単に説明していきましょう。
1.1 現在の仮想通貨市場
現在の仮想通貨市場では、ICOが盛んに行われています。本当に今年に入ってから急にそのペースが加速している印象があります。今でこそすべてのICOが有名になっている訳ではありませんが、いずれ5割くらいはきちんとプロジェクトが進行しそれに伴い時価総額、ユーザー数も増えていくことでしょう。
そこで今重宝されているのが、イーサリアムなどの分散型アプリケーション開発プラットフォームです。あらゆるICO(新たな仮想通貨サービス)はこのプラットフォームを使用し名乗りを上げています。少し違うかもしれませんがPCでいうならイーサリアムはWindowsやUbuntuなどのOSとしての機能をもち、そしてそれらを利用し新たな仮想通貨であるアプリケーションを開発していくようなものです。
そしてそのアプリケーションたちはまだ生まれたての赤ちゃんのようなもので、ユーザー数がいまだ少ない状態です。それはそうでしょう、上場して一カ月も経たない通貨がほとんどですから。
つまり現在の仮想通貨市場は
「技術的な開発だけ進み、ユーザー数などは比較的かなり少ない状態にある。」と言えると思います。
1.2 データベースサービスの現状
近年のすさまじいデータ量の増加から、クラウドデータベースサービスとしての Database-as-a-Service(DBaaS) が市場に生まれました。Markets and Markets によると、この産業は年率 67.3%で2019 年までに約 1.5 兆円の規模まで成長すると予想されています。DBaaS の需要には主に 4 つの要因があるとされます。
• 消費者の個人化されたアプリケーション ‒ ファイナンス, 日記, ソーシャルメディアなど
• Internet-of-things (IoT) ‒ 全てが繋がるようになる
• モバイルアプリケーション ‒ 消費されるデータの量は急激に増加していく
• Line-of-business (LoB) ‒ ビジネスユニット間でより多くの情報が共有される
ちなみにですが、この中でも特にIoT産業の成長予測はすさまじく、やがて360兆円規模の大市場になると言われています。これに伴い、今は80億テラバイトの保存能力しかない世界のデータセンターも2020年までにはなんとその5.5倍の保存能力を目指し、今ちょうど記憶媒体についてハードディスクからフラッシュメモリへと移行が進んでいます。そのかいあってか、昨今の半導体市場(フラッシュメモリの需要による)はどの会社も素晴らしい業績をあげています。
このようにハード的なデータベースとしての機能は整いつつある一方、ブロックチェーン上でのソフト的なデータベースサービスというのはあまりありません。
まとめると、「データ管理においてハードは整いつつあるが、ブロックチェーンを利用したソフト的なシステムはまだまだこれから」と言えます。
1.3 次なる仮想通貨市場でのニーズ
1.1、1.2を読めばお気づきになられるかと思いますが、
- ユーザー数は少ないが技術的な開発はあらゆる仮想通貨で進んでいる。
- ブロックチェーンを利用したデータベースサービスは少ない。
という点から、次なる仮想通貨市場でのニーズのひとつとして、「いずれ莫大に増えるプラダクトユーザーにより必要になってくるデータベースサービス」が挙げられます。
2.Bluzelle
そこで必要になるのがまさにBluzelleです。
2.1 Bluzelleとは
Bluzelleとは簡単に言うと、分散型アプリケーションのための非中央集権型でオンデマンド、拡張性の高いデータベースサービスです。分散型インターネットを完成させるコンポーネントとして、他の機能と補完関係にあります。これらの分散型コンポーネント無しでは分散型インターネットは効率的、拡張的に機能しません。簡単に言うと、バレーボールを想像して下さい。選手一人ひとりに役割がありますよね。同じように、分散型インターネットとはいっても、プラットフォームだけではうまくまわりません。エコシステムとしてOS、アプリケーション、ファイルストレージ、データサービスなどがそれぞれの役割を果たして初めて成り立つものなのです。
以下はホワイトペーパーの例です。
2.2 Bluzelleの技術
Bluzelle は 分散型アプリケーション開発者のための分散型データベースサービスです。開発者が確実に最大のパフォーマンスを終始信頼性と拡張性を持って行えるように、Bluzelle は Swarming 技術を実装しています。 この Swarm とはノード(コンピューター)の集合で、それらはデータを保存し、維持するために機能します。これら Swarm は、ネットワークへの最小の影響で、ノードが出現したり落ちたりすることを可能にします。Bluzelle は多数の Swarm から構成される MetaSwarmなのです。
上はホワイトペーパーからの引用ですが、特筆すべきはMetaSwarmによる末端にあるSwarmのノードや早いノードの検索による「遅延なしの速度パフォーマンス」、データは一つの Swarm にしかないがその Swarm のノードが十分にあり地理的に分散することによる「安全、信頼性」、そしてSwarmを拡張することによる「拡張性」などが挙げられます。データベースサービスとしてこのような機能が備わっているのは当然です。
2.3 Bluzelleはどのように機能するか?
まず、消費者と生産者がいます。消費者とは、Bluzelle データサービスを「消費」する人のことです。この人たちがBluzelle トークン を使うことで、データを保存したり取り出したりすることができます。生産者とは、Bluzelle トークン(BLZ)を得ることと引き換えにリソースを提供する人のことです。 Bluzelle 生産者は、そのサービス水準を保証する為に一定数の Bluzelle トークンの保有を求められます。また高いクオリティでのサービス提供のために、生産者同士の競争を促します。高いサービスは相応の請求ができる一方で、大きいトークン保有を求められます。
2.4 Bluzelleの戦略
2.4.1 地理的戦略
オフィスがシンガポールとバンクーバーにあることから、Bluzelle は dApps とブロックチェーンにおいて二つの最大の地域(アメリカ合衆国/カナダとアジア)で成長できるというユニークなポジションにいます。
中国から韓国、そして日本から東南アジアという地域は、ブロックチェーンコミュニティーの急成長の拠点となります。これらの地域のスタートアップは、効率的でコストの低いサービスを求めており、東南アジアの主要な都市は高い経済成長を実現しています。彼らは伝統的なクライアント・サーバー構造のシステムを、未来のために構築された革新的で拡張性の高いソリューションへと飛躍させます。
また、カナダやアメリカにいることは、シアトルやポートランド、サンフランシスコやシリコンバレーの成長しているブロックチェーンコミュニティやビジネス全体に製品を提供でき、Bluzelle に戦略的なポジションをもたらします。Bluzelle の創業者やアドバイザー、投資家はシリコンバレーで働いた経験を持ち、それらのネットワークと強固なコネクションを持っています。
この地理的優位は、提携が全てみたいな仮想通貨市場にとってとてつもない利点です。
2.4.2 収益パターン
Bluzelle は二つのトークンを備えています:
• Ethereum ERC-20 トークン: BLZ
外部のネットワークと交換可能なトークンであり、Bluzelle ネイティブトークン (BNT)
と Ethereum のネイティブ ETH トークンとの橋渡しをします。
• Bluzelle ネットワークトークン: BNT
Bluzelle の消費者が支払いをし、生産者が獲得することが出来る、Bluzelle の暗号化経済圏におけるユーティリティートークンです。
BLZ と BNT のゲートウェイは、その両方向のトラザクションに対して手数料を課金します。料金は BLZ で課金され、Bluzelle が所有する特別な Ethereum ウォレットに送られます。 それらのモデルは最初に規定され、エコシステムは完全に非中央集権化されつつも、Bluzelle がネットワークとそのサービスを改善、革新し続けるための収益をもたらします。
次の二つは典型的なシナリオです
• ユーザーはサービスを利用するために BNT が必要
1. ユーザーは 100 BLZ を BLZ スマートコントラクトへ送付
2. 0.1 BLZ が 100 BLZ から引かれ、Bluzelle Ethereum ウォレットに 払い戻し
不可の手数料として送付
3. 残りの 99.9 BLZ が BNT に交換され、ユーザーの BNT Bluzelle ネイティブウォ
レットに入金
• BNT を BLZ に交換したいユーザー
1. ユーザーは 100 BNT を BNT ゲートウェイに送付
2. BNT は BLZ と 1 対 1 のレートで変換され、100 BLZ から手数料の 0.1 BLZ が
Bluzelle Ethereum ウォレットに払い戻し不可の手数料として送付
3. 残りの 99.9 BLZ がユーザーの Ethereum ウォレットに送付
2.4.3 ロードマップ
3.Bluzelleの買い方
1.まずイーサリアムを購入します。bitflyerをお勧めします。
bitflyerの登録がまだでしたらよろしければこちら↓からご登録ください。
2.bitflyerでイーサリアムを購入後、binanceでBluzelle(BLZ)を購入します。
binanceの登録がまだでしたらよろしければこちら↓からご登録ください。
https://www.binance.com/?ref=12501263
4.最後に
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今の市場の状況を考えると、Bluzelleは必ず伸びると思います。
投資は自己責任で、できれば余剰金でやりましょう。